結婚指輪・婚約指輪 プラチナが選ばれる理由とは?
結婚指輪や婚約指輪の素材といえば「プラチナ」のイメージが強いですよね。
しかし、ヨーロッパやアメリカなどの海外では「ゴールド」が主流。
英国王室のキャサリン妃の指輪もイエローゴールドです。
では、なぜ日本ではプラチナが選ばれているのでしょう?
詳しく見ていきましょう。
なぜ結婚・婚約指輪の主流はプラチナなのか?
結婚指輪・婚約指輪の素材は、一般的に日本ではプラチナ、
ヨーロッパなど海外ではゴールドが人気です。
そもそも、ヨーロッパでは1000年以上も前から伝統的に金の指輪を贈りあっていました。
それに対し、日本で結婚指輪を贈るようになったのは、ここ100年ほど前。
一説によると、プラチナの指輪が主流となったのは
大正皇后のティアラにプラチナが使われていたからとも言われています。
結婚・婚約指輪にプラチナが選ばれる3つの理由
ジュエリーの素材として「プラチナ」が選ばれるのは、やはり理由があります。
|毎日つけても安心の耐久性・品質
プラチナは耐久性に優れており、年月の経過による変色や変質の心配がありません。
特に結婚指輪は、お仕事や家事、お風呂などでも着けっぱなしにされる方も多くいますよね。
汗や塩素、硫黄、漂白剤など薬品にも反応しないのは大きなポイントです。
|ブライダルリングにぴったりの純粋性・希少性
プラチナは希少価値の高い金属ということは広く知られているかと思います。
結婚指輪や婚約指輪に使われているプラチナは、90%以上の純度が高いものがほとんど。
簡単に手に入るものではないからこそ、特別な指輪にぴったりなんです。
|永遠を感じることができる、変わらない純白の白い輝き
生まれ持った天然の白い輝きは、清純無垢な「純白」を感じさせます。
また、変色などで色味が変わることがない「変わらない=永遠」という意味も
プラチナには込められています。
このプラチナの輝く色は、日本人のきめ細かい肌にもよく似合いますよね!
プラチナのPt900・Pt950・Pt999表記ってなに?
結婚指輪や婚約指輪を探していると「Pt900」や「Pt950」といった表記を見かけるかと思います。
これはプラチナの純度の割合を示しているもの。
基本的には「Pt900」「Pt950」「Pt999」の3つがあり、Pt999に関しては「Pt1000」と言われる場合もあります。
・「Pt900」=90%プラチナ
・「Pt950」=95%プラチナ
・「Pt999」=99.9%プラチナ
|プラチナ Pt999が一番良い?
Pt999は99.9%がプラチナである=最高純度のプラチナと言えます。
そのため、Pt999の結婚指輪が一番良いのでは?と思いますよね。
しかし、プラチナはもともと粘り気のある柔らかい性質をもつ金属です。
加工がしやすいからこそ、ジュエリー職人がよく使うようになったのですが、
反対に強度がなく、傷もつきやすいというデメリットもありました。
そこで、かたさを出すため、パラジウム、ルテニウム、イリジウム等の金属を1%~15%含ませたプラチナ900や950ができたんです!
そのため、日常使いする結婚指輪などの場合は、
プラチナ900や950がおすすめと言えますよ。
まとめ
結婚指輪・婚約指輪の素材は「プラチナ」が主流。
最新アンケートの結果でも、約3割のカップルが「プラチナの結婚指輪を購入した」と答えていました。
しかし結婚指輪や婚約指輪の素材に決まりはありません。
一人一人が違うように、似合う指輪や好きなデザインも人それぞれ。
最近では、ゴールドもピンクゴールドやイエローゴールドの他、
シャンパンゴールド、ブラックゴールド、グリーンゴールドなど変わった色味も出てきました。
自分にぴったりの素材、カラーをぜひ見つけてみてくださいね!
|CRAFY 店舗情報
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