結婚指輪の素材選び!金属アレルギー編
こんにちは。CRAFY京都店です。
早いもので10月で京都店がオープンして1年となりますが、お陰様で多くの方にご来店いただいております。
結婚指輪を選ぶ際にデザインや素材選びと色々と考えることが多いと思いますが、
最近では金属アレルギーがある為、結婚指輪をどうしようかと悩まれている方も増えてきているように感じます。
◇金属アレルギーとは?
金属アレルギーとは「アレルギー性皮膚炎」であり、金属が接触した部分に
赤いぶつぶつや皮膚の盛り上がり、水疱を生じる疾患で、激しいかゆみや痛みをともなう場合があります。
金属そのものが直接アレルギーを起こす原因にはならないのですが、
汗などにより金属から溶出した金属がイオン化して、体内に入り込み人体のタンパク質と結合し、
アレルゲンと判断されて症状を引き起こします。
|原因は?
現代社会では昔の生活様式から比べるとジュエリー・アクセサリー等の装飾品、
歯科治療で使用される金属製の詰め物、メイク用品など「金属(成分)」に触れる機会が多くなってきていることからその人口が増えているのが現状です。
厚生労働省の統計によると以前の【金属アレルギー3大原因金属】は「ニッケル」、「コバルト」、「クロム」で、
特にニッケルは安価で輝くも出しやすく扱い易さもあり多くのアクセサリーに使われていましたが最近はほとんど使われていない状況です。
また近年では歯科金属などでも使われている「パラジウム」にも反応する方が増加傾向の為【4大原因金属】とも呼ばれています。
|アレルギー検査をしておくとあんしん
もちろん金属アレルギーかどうか、どの金属に反応してしまうのかなど個人差がございますので
アレルギーチェックを事前にクリニックなどでお調べいただくことをお勧めしています。
前述にありますように金属アレルギーのご心配がある方はアレルギーが出にくい金属(素材)で
結婚指輪を選ぶことも対策につながるのではないでしょうか?
◇結婚指輪の素材を知る
結婚指輪で代表的な素材として、<プラチナ>と<ゴールド>がありますが、
それぞれの金属の配合を知ることでリスクを下げることができます。
<プラチナ>
プラチナ自体も金属アレルギーになりにくい素材(イオン化傾向が低い)。
配合金属に「パラジウム」を使用していますが、配合率の低いPt950を選ぶことで可能性を抑えることもできます。
・Pt900:プラチナ90% パラジウム10%
・Pt950:プラチナ95% パラジウム / ルテニウム
<ゴールド(18金)>
ゴールドもプラチナ同様に金属アレルギーになりにくい素材(イオン化傾向が低い)。
当店で取り扱いがございます『カラーゴールド』の中でもその配合金属により
より可能性を抑えることのできる素材もございます。
※銅などにアレルギー反応がある方は銅の配合が少ないものを選ぶことをお勧めします
・イエローゴールド:金 / 銀 / 銅
・ピンクゴールド:金 / 銀 / 銅 / プラチナ / パラジウム
・シャンパンゴールド:金 / 銀 / 銅 / プラチナ
・グリーンゴールド:金 / 銀 / 銅(少)
・22金:金 / 銀(少) / 銅(少)
◇金属アレルギーになりにくい金属の代表格<チタン>
<チタン>
イオン化傾向が低い素材。特徴として重さが軽く、硬くて傷つきにくいので、航空機などにも使用されています。
また黒みが強いので男性にも人気があります。
ただし、サイズ直しができなかったりデザインや加工が限られるなど制限もいくつかある素材となります。
※詳細はカウンセリング等でご説明させていただいております
今回ご紹介しました金属アレルギーになりにくい素材が選べるのは「ワックス制作コース」となります。
ご相談のみのご予約も承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
|CRAFY 店舗情報
ふたりだけの指輪を自分たちで手作りできる指輪工房です。
当日はカウンセリングから完成までスタッフが完全サポートいたします。
ご相談のみのご予約も承っております。
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